SNSやネット掲示板などで見かけるようになった言葉「逝け面(いけめん)」ですが、
見た目が整った男性を指す「イケメン」とは少しニュアンスが異なります。
この記事では、「逝け面」と「イケメン」の意味の違い、使い方のポイント、そして実際の例文をわかりやすく紹介します。
「イケメン」とは?一般的に使われる意味
意味
「イケメン」は日本語のスラングとして定着しており、主に「容姿が整っている男性」「かっこいい男性」を指します。
語源は「いけてる(=魅力的な)」と「メンズ(=男性)」を組み合わせた言葉です。
外見の良さを中心に、時には雰囲気や立ち居振る舞いを含めて「魅力的な男性」として使われます。
イケメンの使い方の例
- 彼、すごくイケメンだよね。(外見がかっこいい男性への称賛)
- 見た目だけじゃなく中身もイケメンだと思う。(性格の良さも含めて褒める場合)
- あの俳優はイケメンランキング常連だ。(芸能人に対する評価)
このように、「イケメン」はポジティブで明るい意味合いを持ち、褒め言葉として広く使われています。
「逝け面」とは?意味と由来
意味
一方の「逝け面(いけめん)」は、「イケメン」をもじったネットスラングです。
「逝く(いく)」という字を使うことで、単なる「かっこいい」ではなく、
“かっこよすぎて理性が飛ぶ・死ぬほどタイプ” といった、より強烈な感情を表します。
つまり、「逝け面」とは「見た瞬間に心が持っていかれるほど魅力的な男性」という意味になります。
また、「逝け面」は時にユーモラスな使い方をされることもあります。
たとえば、見た目が派手すぎたり、奇抜すぎて“違う意味でイケてる”人にも皮肉を込めて使うことがあります。
逝け面の使い方の例
- 推しが今日も逝け面すぎて生きていけない。(あまりにもかっこよくて感情が爆発している様子)
- あの人、逝け面すぎて直視できない。(強烈な魅力に圧倒される気持ち)
- あの髪型でその服は逆に逝け面だね。(ややネタ・皮肉を込めた使い方)
「逝け面」と「イケメン」の違いを比較
項目 | イケメン | 逝け面 |
---|---|---|
意味 | かっこいい男性、外見が整っている男性 | あまりにもかっこよくて理性が吹き飛ぶほどの男性 |
印象 | 爽やか・王道・万人受け | 強烈・個性的・中毒性がある |
使う場面 | 日常会話・一般的な褒め言葉 | SNS・推し活・感情の爆発的表現 |
ニュアンス | ポジティブで冷静な評価 | 熱狂的・感情的な称賛 |
「逝け面」はどんなときに使う?
「逝け面」は主にSNSやファンコミュニティで使われる言葉で、感情の高まりを表現するのにぴったりです。
推しの写真やライブ映像を見て「尊い」「無理」と感じるような場面で、「逝け面」が自然に使われます。
また、あまりにも完成されたビジュアルに対して「現実感がない」「この世のものとは思えない」と感じたときにも用いられます。
つまり、「逝け面」は見た目の美しさだけでなく、心を揺さぶるほどの衝撃的な魅力を表す言葉なのです。
まとめ:「逝け面」は“感情で見るイケメン”
「イケメン」は客観的な「かっこよさ」を表す言葉であるのに対し、
「逝け面」は主観的な感情が爆発したときに使う表現です。
つまり、「逝け面」は“心で感じるイケメン”。
推しや恋愛対象に対して、理性が飛ぶほどの魅力を感じたときにこそ使う言葉です。
これからSNSなどで「逝け面」を見かけたら、その裏には「あまりの尊さに耐えられない!」という熱い感情が込められていると考えてみると良いでしょう。