SNSで話題になることの多い「シワシワネーム」。
どこか聞いたことのある言葉だけれど、
「具体的にどういう名前のこと?」
「キラキラネームとは何が違うの?」と疑問に思う人も多いはずです。
この記事では、シワシワネームの意味・由来・特徴・実在する例まで、
わかりやすく解説していきます。
名付けの流行の背景を知るうえでも、とても興味深いテーマです。
シワシワネームとは?
一般的な定義
「シワシワネーム」とは、
昔ながらの古風な名前・大正や昭和初期に多かったような名前を指す俗称です。
響きが素朴で落ち着いたものが多く、
若い世代には「レトロ」「懐かしい」「逆に新しい」と好まれる傾向があります。
法律的な定義があるわけではなく、あくまでSNSなどで使われている呼び方です。
シワシワネームの由来
「キラキラネーム」の対義語として生まれた
シワシワネームという言葉は、
派手で個性的な「キラキラネーム」が流行した時期に、
その対義語としてネットユーザーが使い始めたのが由来とされています。
キラキラネーム=派手・現代的
シワシワネーム=古風・素朴
という対比が面白がられ、広く浸透しました。
“しわしわ”=おじいちゃん・おばあちゃんのイメージから
「シワシワ」という言葉は、
高齢者や昔の時代のイメージを連想させる擬音的な表現として使われています。
もちろん悪意がある言葉ではなく、
「古き良き名前」というニュアンスで使われることが多いのが特徴です。
シワシワネームの特徴
① 昔の日本で一般的だった名前
大正〜昭和に多かった、素朴で落ち着いた響きが特徴です。
- たくさん(太郎・花子など)
- 〜こ(○○子)で終わる名前
- 〜え(○○江・○○恵)で終わる名前
② 漢字が素朴で読みやすい
キラキラネームとは対照的に、
読みやすく、漢字の意味も分かりやすいのが特徴です。
③ 落ち着いた印象・品のある音
響きが優しく、真面目で誠実なイメージを持たれやすいのもポイントです。
シワシワネームの実在例
女の子に多いシワシワネームの例
- はるこ(晴子・春子)
- きみこ(君子)
- よしえ(良江・芳恵)
- たえ(多恵・妙)
- とみ(富美など)
男の子に多いシワシワネームの例
- たろう(太郎)
- さぶろう(三郎)
- いさむ(勇)
- つとむ(努)
- まさお(正男など)
どれも昔の日本でよく見られた名前で、
近年は「逆に新鮮」「かわいい」と再評価されることが増えています。
シワシワネームが流行した理由
① キラキラネームの反動
一時期は個性的で読めない名前=キラキラネームが流行しました。
その反動として、読みやすく落ち着いた名前を好む人が増えたことが背景にあります。
② レトロブームの影響
昭和レトロ・大正ロマンなど、
昔の文化やデザインが再評価される流れが、名付けにも影響しています。
古風な名前が「かわいい」「品がある」と感じる若い親が増えているのです。
③ 生涯を通して使いやすい
シワシワネームは大人になっても違和感がないため、
将来のことを見据えて名付けたい人に選ばれやすいという理由もあります。
シワシワネームのメリット・デメリット
メリット
- 読みやすく書きやすい
- 年齢を問わず馴染む
- 漢字の意味が分かりやすく好印象
- 学校や職場で間違われにくい
デメリット
- 一部から「古すぎる」と言われることがある
- 同じ名前の人が多く、かぶりやすい
とはいえ、名前としての安定性・信頼性は高く、
「流行に左右されない名前」として選ばれることが増えています。
名付けでシワシワネームを選ぶときのポイント
① 古風すぎるかどうかを家族で相談する
親世代・祖父母世代と認識が分かれることがあるため、
家族に意見を聞くとバランスが取りやすくなります。
② 響きが“今の時代にも合う”かチェックする
レトロでも「かわいく聞こえる音」「呼びやすい音」を選ぶのがポイントです。
③ 将来の名乗りやすさも考える
名刺交換、電話対応、就職活動など、
大人になっても便利で信頼感のある名前かどうかを想像してみましょう。
まとめ:シワシワネームは“古くて新しい”魅力を持つ名前
シワシワネームとは、
昔ながらの古風な名前を指す俗称で、
キラキラネームの対義語として広まりました。
レトロブームや読みやすさの重視など、
現代の感覚にも合う点が多く、
個性と落ち着きを両立した名前として人気が高まっています。
名前の流行は時代とともに変化しますが、
シワシワネームはその中でも長く愛される安定感のある名前と言えるでしょう。
