時々耳にしたり見かける「フィーチャリング」(featuring=feat.)。意味や「with」「コラボ」といった言葉の違いについてまとめました。
目次
フィーチャリング・featuring(feat.)の意味
フィーチャリングの意味と定義
「特徴」「特集」「出演」などの意味。
◯◯◯◯feat.✕✕」とある場合は、◯◯◯◯はメインアーティストで「✕✕が参加することで楽曲に特徴を出している」という意味になります。
英語で「featuring」と書きますが、略して「feat.」とよく書かれたりします。
フィーチャリングとフューチャリングは間違い!
featuring(フィーチャリング)が正しくて
futuring(フューチャリング)は間違いです!
フィーチャリング(featuringまたはfeat.)とwithとの違い
立場の違いで変わる
ここではわかりやすくするために、
- 若手アイドルA子
- 若手ロックグループB
- 大物ミュージシャンC
としておきます。
withは「共同制作」「対等」「コラボ」の意味合いが強い
- A子 with B
- B with A子
with(またはduet with)は
- AもBも同等の立場である
- 共同作業
という意味合いが大きいので、コレボレーションや共作という意味合いが強いです。ですのでA子とBの名前が入れ替わっても、featuringに比べて「違和感」はそこまでなかったりします。
featuring(feat.)は立場・役割がしっかり決まっている
- A子 featuring C
- B featuring C
- A子 featuring B
「featuring」は
- ゲスト的な立場
- feat.◯◯◯の方の役割分担がはっきりしている
- feat.◯◯◯の方が大物・目上
である場合が多いです。feat.は「◯◯ featuring with ✕✕」の略で、◯◯が✕✕に依頼して参加してもらっているようなイメージです。
さらにfeat.の場合には役割がしっかり分けられていて、主旋律・メロディーをメインアーティストが、ラップ部分担当がフィーチャリングアーティスト、といったように役割分担がはっきりとしている事がほとんどです。
そういった意味では「◯◯ feat.✕✕」は✕✕が大物アーティストで、ゲスト参加で少し歌っている、といったことが多いです。
ただし、AとBが同じくらい歌っていてもwithと表記せずにfeatと表記されたり、大物でない場合もあったりします。
まとめ:フィーチャリングは「役割・立場」の表れ
フィーチャリング後に来るアーティストは
- 依頼されてちょこっと参加
- 大物アーティスト
- 役割分担でラップやコーラスのみ
といったことが多いです。