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厚焼き玉子とだし巻き卵の違いは何?卵と玉子の使い分けについても

卵料理の定番といえば卵焼き(玉子焼き)ですが、卵焼きの中でも「厚焼き玉子」と「だし巻き玉子」の違いは一体何なのでしょうか?

似たようで実はちょっと違う「厚焼き玉子」と「だし巻き玉子」の違いをまとめました。

また「厚焼き玉子」を「厚焼き卵」といったように「卵」を使うのが間違いなのかどうなのか?といった「玉子」と「卵」の違いについても説明しています。

目次

厚焼き玉子とだしまき玉子の違いは?

厚焼き玉子とは?

厚焼き玉子とは、甘くて厚みのある卵焼きのことを指します。

「厚焼き」という名前なので、卵をそのまま厚く弱火で焼いて作るタイプの卵焼きとも言えます。

だし巻き卵とは?

だし巻き卵(出し巻き卵)とは、出汁(だし汁)で卵の硬さを柔らかくした、出汁と塩加減で味わう卵焼きのことを指します。

また名前の通り「巻き卵」なので、四角いだし巻き器で巻いて作ることも「だし巻き卵」としての要素にもなります。

厚焼き玉子・だし巻き卵の違いは?

両者の違いは「砂糖などの甘い調味料が使われるかどうか?」です

甘いのが「厚焼き玉子」

甘くない上に柔らかいのが「だし巻き卵」です。

一般的にお寿司屋さんなど板前の言う「出し巻き卵」は甘くないので、違いは分かりやすいですね!

補足:出汁(出し)が入っているかどうかは関係ない?

出汁に関してですが、厚焼き玉子にも出汁をいれたとしても「甘み」という観点から、やっぱり「厚焼き玉子」であるといえます。

厚焼き玉子に関していえば、出汁を入れるかどうかは好みの問題となるようです。

ただし、出汁巻き卵には必ず出汁が入っていなければなりません。

卵と玉子の違いは?

卵とは

生物(鳥・魚・虫など)のたまご全般を「卵」と表記します。

「卵」の漢字の成り立ちは、魚などの丸く連なったたまごの形を表した象形文字で、孵化して子になるものを表しています。

玉子とは

調理されたものや食材に使用される鶏のたまごには「玉子」と表記することができます。

「玉子」の漢字は、鳥の卵の殻に入った丸い形から「玉の子」といわれ、そこから玉子と表すように。

厚焼き玉子・厚焼き卵はどちらも正しい

卵、玉子、両方の漢字の使い方から、「だし巻き卵」「だし巻き玉子」とどちらの漢字を使っても間違いではないです。

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