目次
中世ってどんな時代?
中世(ちゅうせい)とは、古代と近世のあいだにあたる時代です。
「中」= あいだ、「世」= 時代。つまり「中間の時代」を意味します。
日本史における中世
時代 | 年代 | 特徴 |
---|---|---|
平安時代後期 | 11世紀末〜 | 武士が力を持ち始める |
鎌倉時代 | 1185年〜1333年 | 鎌倉幕府、武士政権の始まり |
南北朝時代 | 1336年〜1392年 | 朝廷が二つに分かれて争う |
室町時代 | 1336年〜1573年 | 戦国時代へと続く混乱の時代 |
日本の中世:1185年〜1573年ごろ
世界史における中世(ヨーロッパ中心)
区分 | 年代 | 特徴 |
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初期中世 | 5世紀〜10世紀 | 西ローマ帝国の滅亡、封建社会 |
高度中世 | 11〜13世紀 | 十字軍、教会の支配 |
後期中世 | 14〜15世紀 | ペスト、ルネサンスの始まり |
世界の中世:476年〜15世紀末(約1000年)
中世の特徴
■ 日本の中世
- 武士が登場し、政治を動かす
- お寺や神社などの宗教文化が発展
- 争いが続き、戦国時代へと進む
■ ヨーロッパの中世
- 教会や貴族が国より強い
- 封建制度で身分が固定
- ペスト流行や十字軍など混乱も多い
まとめ
内容 | 日本史 | 世界史(ヨーロッパ) |
---|---|---|
始まり | 1185年(鎌倉幕府) | 476年(ローマ滅亡) |
終わり | 1573年(室町幕府滅亡) | 15世紀末(1492年など) |
特徴 | 武士の時代、乱世 | 封建制度、教会の支配 |
次の時代 | 近世(安土桃山・江戸) | 近世(大航海・宗教改革) |