産業の意味は？種類を分かりやすく解説

産業とは？分かりやすく解説

産業の意味

「産業（さんぎょう）」とは、人が生活するために行う仕事のことです。

もっと簡単に言うと、社会を動かす「しごとの種類」のこと。

たとえば、

• 食べ物を作る
• モノを作る
• サービスを提供する

など、いろんな仕事が「産業」に入ります。

漢字から見るとどうなる？

• 「産」＝ うみ出す（生産・出産など）
• 「業」＝ 仕事（農業・企業など）

つまり、「産業」は「仕事をうみ出す」という意味です。

英語で「産業」は？

• 産業 = industry
• 第一次産業 = primary industry
• 第二次産業 = secondary industry
• 第三次産業 = tertiary industry

産業の3つの種類

産業は、次の3つのグループに分けられます。

① 第一次産業【自然から得る仕事】

主に自然にあるものを使う仕事です。

• 農業：野菜や果物、米などを育てる
• 林業：木を育てたり切ったりする
• 漁業：魚や貝をとる
• 鉱業：石炭や石油などの資源を掘る

→ 自然と向き合い、生活に欠かせないモノを得る産業です。

② 第二次産業【モノをつくる仕事】

第一次産業で得た材料をもとに、製品を作る仕事です。

• 製造業：車や家電、食品などを作る
• 建設業：家やビルを建てる
• 電気・ガス事業：エネルギーを届ける

→ 原料を形ある製品に変える産業です。

③ 第三次産業【サービスの仕事】

形のない価値やサービスを提供する仕事です。

• 運輸業：モノや人を運ぶ
• 通信業：電話やインターネットをつなぐ
• 金融業：銀行・保険など
• サービス業：美容師・販売員・教育・飲食など

→ モノではなく、サービスや情報を届ける産業です。

まとめ

産業は、私たちの生活を支える仕組みです。どの仕事も社会にとって大切な役割を持っています。