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「4nd」は間違い?正しい英語表記は「4th」!序数詞の使い方をわかりやすく解説

英語で順番を表すときに使う「序数詞」には、つい間違えてしまうパターンがあります。
特に「2nd」「3rd」のような特殊な語尾に引っ張られて、「4nd」と書いてしまう人も少なくありません。
この記事では、「4nd」が間違いである理由と、正しい書き方「4th」のルールを詳しく解説します。

目次

序数詞とは?

序数詞の意味と役割

序数詞(Ordinal Numbers)は、「第1」「第2」「第3」といった順番を示す言葉です。
数を単純に数える「基数詞(Cardinal Numbers)」とは異なり、順位や順序を明確にする役割を持っています。

使われる場面としては、日付(October 1st)、階数(the 3rd floor)、順位(4th place)、記念日(10th anniversary)などがあります。
また、「the 21st century(21世紀)」のように、世紀を表す場合にも欠かせません。

正しい序数詞を使う重要性

序数詞の使い方を誤ると、伝えたい内容が正確に伝わらないことがあります。
たとえば「the three floor」と言ってしまうと「3階」という意味にはならず、不自然な英語になります。
正しい序数詞を使うことは、英語を正確に話し、書く上で欠かせないポイントです。
ビジネスやプレゼンテーションなど、フォーマルな場面でも信頼性を高めることができます。

「4th」と「4nd」の違い

正しいのは「4th」

「4th」は「four(4)」に「th」をつけた形で、「4番目」「第4の」という意味を表します。
発音の最後にある /θ/(thの音)に合わせて、「th」が自然に語尾につく仕組みです。
「fourth」は「four」と「th」が結びついた語で、同じように「five」→「fifth」と変化するように、音の流れを意識して覚えると間違いを防げます。

「4nd」が間違いである理由

「4nd」は正しくありません。
これは「2nd(second)」や「3rd(third)」の影響で誤って使われることが多いパターンです。
英語の序数詞では、一の位の数字に応じて語尾が決まりますが、「4」には「nd」はつかず、「th」が正解です。

たとえば「22nd」「23rd」といった形を見慣れていると、「4」にも同じルールを当てはめてしまいがちですが、「4nd」は存在しません。

「4th」を使う場面

「4th」は次のような場面で使われます。

  • 日付:April 4th(4月4日)
  • 順位:4th place(4位)
  • 階数:4th floor(4階)
  • 記念日:4th anniversary(4周年)

また、「fourth」は「a fourth(4分の1)」のように、分数を表すときにも用いられます。

基本の序数詞一覧

英語の序数詞は、1〜3が特殊な形で、それ以外はほとんど「th」をつけるだけで表せます。

基本一覧

  • 1 → 1st(first)
  • 2 → 2nd(second)
  • 3 → 3rd(third)
  • 4 → 4th(fourth)
  • 5 → 5th(fifth)
  • 10 → 10th(tenth)
  • 20 → 20th(twentieth)
  • 21 → 21st(twenty-first)
  • 22 → 22nd(twenty-second)
  • 23 → 23rd(twenty-third)

注意すべき例外

11、12、13のときは、一の位が1・2・3でも「th」をつけるのがルールです。

  • 11 → 11th(eleventh)
  • 12 → 12th(twelfth)
  • 13 → 13th(thirteenth)

この3つの例外を覚えておくと、序数詞のミスを大幅に減らせます。

語尾ルールのまとめ

序数詞の語尾は以下の法則で決まります。

  • 1で終わる → st(1st, 21st, 31st)
  • 2で終わる → nd(2nd, 22nd, 32nd)
  • 3で終わる → rd(3rd, 23rd, 33rd)
  • その他 → th(4th, 5th, 6th…)

誤用を防ぐチェック方法

序数詞に迷ったときは、次のように確認しましょう。

  1. 数字の末尾を確認する。
  2. 1・2・3で終わる? → はいならst, nd, rdをつける。
  3. ただし11・12・13は例外で「th」。

この簡単なルールを意識するだけで、「4nd」などの誤りはなくなります。

発音と学習のコツ

序数詞は、実際に声に出して練習することで記憶に定着しやすくなります。
「first, second, third, fourth…」と口に出して練習すれば、音と綴りの結びつきが自然に身につきます。
特に「fifth」のように音が変化する単語は、発音を意識すると覚えやすいです。

英語のルールと関連表現

日付の表記では、アメリカ英語では「October 4th」、イギリス英語では「the 4th of October」と書き方が異なりますが、どちらも序数詞を使います。

また、「bi-(2)」「tri-(3)」「quad-(4)」のような接頭辞は数を表しますが、「順番」ではなく「数量」を意味する点で序数詞とは異なります。

  • bilingual(2言語を話す)
  • tricycle(三輪車)
  • quadrilateral(四角形)

まとめ

「4nd」は誤りで、正しい表記は「4th」です。
序数詞の語尾は一の位の数字で決まり、例外である11〜13を除けば、ほとんどがこのルールに従います。
正しい形を身につけておけば、日付や順位、階数など、あらゆる英語表現がより自然に使えるようになります。

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