スポーツの試合、ライブ配信、SNSのコメント欄などで見かける「Let’s goooo!!!」。
ただの「行こう!」という意味にとどまらず、近年では英語圏・日本語圏の若者の間で「勢い」や「熱狂」を象徴する言葉として定着しています。
この記事では、「Let’s goooo」の正しい意味や使い方、SNSでの流行の理由、文化的な背景まで詳しく解説します。
「Let’s goooo」とは?意味と使い方の基本
「Let’s goooo」は「Let’s go(行こう)」を強調したスラング表現です。
語尾の「o」を複数つけることで、喜び・興奮・勢いといった感情を視覚的に表現します。
英語圏では、試合に勝った瞬間、成功した時、盛り上がるイベントの始まりなど、ポジティブな高揚感を表すフレーズとして使われます。
たとえば「Let’s gooooooo!!!」のように「o」や「!」を増やすと、「よっしゃ行くぞ!」や「最高!やったー!」といった強い感情を表現できます。
これは感情を文字で強調する「強調タイピング」と呼ばれるネットスラングの文化でもあります。
「Let’s goooo」はどこから広まった?文化的背景を解説
もともと「Let’s go」はアメリカのスポーツ文化で頻繁に使われていました。
NBAやNFLなどの試合中、選手やファンが「Let’s go!」と叫び、チームを鼓舞するシーンが定番です。
そこにSNSやYouTube文化が加わり、言葉の勢いを視覚的に表すために「o」を伸ばした「Let’s goooo!!!」が広まったとされています。
特に有名YouTuberやゲーマーが、勝利や成功の瞬間に「Let’s goooo!!!」と叫ぶ動画が人気を博し、
TikTokやInstagramでもミームとして拡散されました。
今では世界中の若者が「テンション爆上げワード」として日常的に使うまでになっています。
英語表現としてのニュアンスの違い:「Let’s go」と「Let’s goooo」
「Let’s go」と「Let’s goooo」は、どちらも意味は「行こう」ですが、ニュアンスが大きく異なります。
表現 | ニュアンス | 日本語訳 |
---|---|---|
Let’s go | 冷静・実用的・行動開始を促す | さあ、行こう |
Let’s goooo!!! | 感情的・エネルギッシュ・盛り上がる | いくぞー!/よっしゃー!/やったー! |
また、同じテンションを表す英語表現として「Come on!」「Yeah!」「Woohoo!」などがありますが、
「Let’s goooo」はそれらよりも“チームや仲間と一体になって盛り上がる”印象が強いのが特徴です。
「Let’s goooo」はSNSでどう使われている?
SNSでは「#LetsGoooo」や「#GameDay」「#Victory」などのハッシュタグと一緒に使われ、
ライブ配信、旅行、試験合格、コンサートなど「テンションが上がる瞬間」を表す投稿で多く見られます。
また、ゲーム実況者が「勝った時」「試合開始時」「奇跡的なプレイを決めた瞬間」に叫ぶ定番のフレーズとしても有名です。
この言葉を使うことで、視聴者との一体感が生まれ、コメント欄でも「Let’s goooo!!!」といったリアクションが飛び交います。
つまり、「Let’s goooo」は単なる言葉以上に、“盛り上がる瞬間の象徴”としてSNS文化に溶け込んでいるのです。
日本語で言うと?「Let’s goooo」のシーン別訳
「Let’s goooo」を日本語に直訳すると「行こう」ですが、実際には感情や状況によってさまざまに変化します。
以下に、よく使われる場面別の日本語表現をまとめました。
スポーツ・勝負のシーン
- 「いくぞー!」
- 「やってやる!」
- 「気合い入れていこう!」
友達同士の会話
- 「よっしゃ行こう!」
- 「れっつごー!」(カタカナ表記)
- 「始めようぜ!」
イベント・お祝いの場面
- 「盛り上がっていこう!」
- 「パーティータイム!」
- 「最高の夜にしよう!」
特に日本では、カタカナで「れっつごー!」と表記することで
軽やかでポップな印象を与え、友達同士のテンションを高める言葉として人気があります。
「Let’s goooo」の言語的な特徴:「o」を伸ばす文化とは?
英語では、文字を伸ばして感情を表現する文化があります。
たとえば、「nooooo(いやあああ!)」「soooo good(めっちゃいい!)」など、
文字の長さでテンションや感情の強さを伝えることができます。
「Let’s goooo!!!」も同じで、文字の多さが“声の勢い”や“喜びの度合い”を示しているのです。
この表現は「書き言葉で声の抑揚を伝える」というSNS時代の新しい表現方法であり、
コメントやチャットなどの非対面コミュニケーションで特に重宝されています。
世代別・シーン別の使われ方
10代の使い方
- InstagramやTikTokの投稿に「#LetsGoooo」を添える
- 友達とのチャットでテンションを表す
- 文化祭や部活動の盛り上げで使う
20代の使い方
- フェス・ライブイベントで叫ぶ
- スポーツ観戦中の応援メッセージ
- パーティーのスタート合図に
30代以上の使い方
- プロジェクト開始時にチームを鼓舞する言葉として
- 子どもと遊ぶ時の掛け声に
- カジュアルな職場のコミュニケーションで
どの年代でも「Let’s goooo」は“前向きな気持ち”を共有する言葉です。
ただし、フォーマルなビジネスシーンでは避けた方がよい場合もあります。
「Let’s goooo」を使う時の注意点
「Let’s goooo」は非常にカジュアルな表現のため、ビジネスメールや公式なスピーチでは不適切です。
また、英語圏でも若者言葉・スラングの一種とされるため、上司や年長者に向けて使うのは避けましょう。
ただし、チームのモチベーションを上げたい時やイベントを盛り上げたい時には最適。
フランクな場面での“ポジティブな一言”として取り入れると、場の空気を一気に明るくできます。
まとめ:「Let’s goooo」は世界共通のポジティブワード
「Let’s goooo」は、英語圏の応援文化から生まれ、SNSを通じて世界に広がった“エネルギーのある言葉”です。
単なる「行こう」ではなく、「よし、やるぞ!」「最高!」という感情を一瞬で共有できるのが魅力です。
使う時のコツは、「楽しさ」や「勢い」を表したい瞬間に添えること。
SNSでも日常会話でも、あなたのポジティブな気持ちを伝える最高のフレーズになるでしょう。