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「行ってみたい」と「行って見たい」はどちらが正しい?日本語の表記を解説

日常会話やネットの書き込みでよく見かける「行ってみたい」という表現。
しかし、中には「行って見たい」と漢字で表記する人もいて、どちらが正しいのか迷う方もいるのではないでしょうか。

目次

「行ってみたい」と「行って見たい」はどちらが正しい?日本語の表記を解説

正しいのは「行ってみたい」

結論から言えば、正しい表記は「行ってみたい」です。
この「みたい」は、助動詞「みる」の連用形「み」に希望の助動詞「たい」がついた形で、「試しに~する」という意味を持ちます。

つまり、「行ってみたい」は「試しに行ってみよう」「行くことを経験してみたい」というニュアンスで使われており、この場合の「み」は動詞「見る」ではありません

そのため、「見たい」を漢字で表記する「行って見たい」は誤りとされます。文法的にも自然ではなく、多くの日本語辞典や文法書でも「ひらがなで書くのが正しい」とされています。

「見たい」が正しい場合もある?

一方で、「行って見たい」のように本当に「見に行く」という意味であれば、例外的に「見たい」と漢字で書くことも可能です。

たとえば、「新しくできた美術館に行って、展示を見たい」というような場合は、文脈によって「行って見たい」と書くこともできますが、この場合は「行く」と「見る」が別々の意味として成立しています。

ただし、このような文脈は非常に限定的です。一般的な用法や会話の中で使う「行ってみたい」は、「試しに行く」「一度経験してみたい」という意味であるため、ひらがなの「みたい」が圧倒的に適切です。

まとめ:正しくは「行ってみたい」

  • 「行ってみたい」:正しい表記。試しに行く、体験してみたいという意味
  • 「行って見たい」:誤用。ただし「行って目で見る」意味であれば例外的に使える

普段の会話や文章では「行ってみたい」と書くようにしましょう。
「見たい」を漢字で書くと、意図と異なるニュアンスになってしまうこともあるため、日本語の正確な使い方としては注意が必要です。

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