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「わこつ」の意味は?由来・使い方&死語になったのか徹底解説

目次

「わこつ」とは?意味をわかりやすく解説

「わこつ」とは、主にニコニコ動画やライブ配信などのコメント欄で使われるネットスラングで、「枠取りお疲れ様(わくとりおつかれさま)」を略した言葉です。
ライブ配信の「配信枠(わく)」を取ってくれた配信者に対して、感謝やねぎらいの意味を込めて視聴者が送る挨拶のような言葉として広まりました。

つまり「わこつ」は、配信が始まったタイミングで「お疲れさま」「始まったね!」という気持ちを伝える、いわば“配信開始のあいさつ”なのです。

「わこつ」の由来と誕生背景

この言葉の由来は、「枠取りお疲れ様」の略語です。

ニコニコ生放送では、ひとつの配信単位を「枠」と呼び、配信者はこの枠を取ることで配信を開始できます。

当時は配信枠の取得に手間がかかることもあり、視聴者が「枠取りお疲れ様です」と声をかける文化が自然と生まれました。

そこから略して「わくとりおつ」→「わこつ」となり、コメントの定番あいさつとして定着していったのです。

「わこつ」の使い方と具体例

「わこつ」は主に配信が始まった直後にコメント欄へ投稿するのが一般的です。
次のような使い方があります。

使い方の例

  • 「わこつー!」(配信開始のあいさつ)
  • 「今日もわこつ!」(常連リスナーのフレンドリーな挨拶)
  • 「久しぶりに来た!わこつ!」(再会の気持ちを込めて)

このように「わこつ」は、特別な意味を持たせるというよりも「こんにちは」「おつかれさま」に近い軽いあいさつとして使われます。
また、「わこつ」の後に「○○さん、今日も楽しみにしてた!」など、コメントを続ける形もよく見られます。

「わこつ」は死語?今でも使われている?

「わこつ」はニコニコ動画全盛期(2008~2015年頃)には非常に多く使われていました。
しかし、現在ではYouTubeやTwitchなど、別の配信プラットフォームが主流になったことで、使用頻度は減っています。

そのため「わこつ」は“やや懐かしいネットスラング”といえるでしょう。

とはいえ、今でもニコニコ動画や一部のVTuber配信などでは現役で使われており、完全な死語とは言えません。

古参ファンやニコニコ文化を愛する層の間では、今も「わこつ」が温かみのあるあいさつとして親しまれています。

「わこつ」に似た言葉・関連スラング

「わこつ」と同様に、配信文化やコメント文化の中で生まれたスラングには次のようなものがあります。

  • おつ(お疲れ様):配信終了時などに使われる定番のあいさつ。
  • 乙枠(おつわく):「お疲れ様&配信おしまい」を意味するコメント。
  • うぽつ:「アップお疲れ様」の略。動画投稿者に対して使う言葉。

これらはいずれも「ありがとう」「お疲れさま」といった感謝の気持ちを簡潔に伝えるネット文化特有の表現です。

まとめ:「わこつ」はネット文化の温かいあいさつ

「わこつ」は「枠取りお疲れ様」の略で、配信開始時に使われるネットスラングです。
ニコニコ動画を中心に広まった言葉であり、現在は一部では懐かしさを感じさせる存在となっています。

しかし、そこに込められた「お疲れさま」「はじまりを歓迎する気持ち」という文化は、今も多くの配信コミュニティに引き継がれています。
配信者へのリスペクトと視聴者の温かい気持ちが詰まった言葉として、「わこつ」はネット史の中で今も生き続けているのです。

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