SNS、とくにX(旧Twitter)で見かけることが増えた言葉「エロイべ」。
一見すると意味が分かりにくく、若い世代を中心に使われるネットスラングとして広まっています。
この記事では、「エロイべ」の意味・由来・使われ方について、初めて聞いた人でも理解できるように丁寧に解説します。
エロイべの意味
エロイべとは、「エロいイベント」の略称として使われる言葉です。
特にSNSで、性的・刺激的な要素を含む投稿、画像、イラスト、妄想企画などにつけられるタグ表現として広まりました。
単に露出度が高いコンテンツだけでなく、キャラクターの絡みやシチュエーションを含んだ「大人向け企画・投稿全般」をゆるく指す言葉として使われています。
エロイべの由来
エロイべは、もともと同人界隈やX(旧Twitter)の一部コミュニティで、「エロいイベント」「エロい企画」を短縮して使い始めたのがきっかけとされています。
「エロイベント」→「エロイベ」→「エロイべ」
と表記されたことで、語尾に濁点がつく形が定着しました。
最初は同人誌やキャラクター企画のタグとして使われていましたが、現在ではより広い意味で使用され、
「ちょっとエッチな内容の投稿」という軽いニュアンスで使う人が増えています。
エロイべが使われるシチュエーション
① イラスト投稿や創作企画
絵師や創作勢が「大人向けのテーマで描いたイラスト」を投稿する際にタグ付けするケースが一般的です。
創作企画として「エロイべ開催!」のように宣言し、期間限定で参加者を募ることもあります。
② 妄想・シナリオ投稿
キャラクター同士の大人向け妄想やストーリーを投稿するときに使われることがあります。
コンテンツの方向性を分かりやすく示す目的で使われています。
③ 実写系の軽い意味で
露出度が高い自撮り系アカウントが、フォロワー向けの企画や投稿に「エロイべ」を使用するケースもあります。
ただし、この使われ方はコミュニティによって温度差があり、使い方には注意が必要です。
エロイべと似ている言葉
エロ垢
主に成人向けの投稿を行うアカウント全般を示す言葉。
「エロイべ」は企画名で、「エロ垢」はアカウント属性を表す点が違います。
エロタグ
大人向けの投稿につけるハッシュタグ全般。
「エロイべ」もエロタグの一種ですが、イベント性を含む点が特徴です。
エロイべを使うときの注意点
① 未成年の閲覧が禁止される可能性がある
エロイべは性的要素を含むため、未成年ユーザーが参加できない企画や閲覧制限が必要なケースがあります。
② 公開範囲を考える必要がある
SNSの設定によっては、フォロワー外にも投稿が広く表示されます。
センシティブな内容を扱う場合には、鍵アカウントや公開範囲の調整が推奨されます。
③ 他人が不快に感じる可能性もある
刺激的なコンテンツは好みが分かれるため、タグの乱用やタイムラインの汚染としてトラブルにつながることもあります。
まとめ:エロイべは“エロいイベント”の略称
エロイべはSNS発のネットスラングで、大人向け企画・イラスト・投稿につけられる略称です。
同人文化や創作界隈から広まり、現在では軽めの大人表現としても使われています。
意味を理解した上で、場に合った使い方をすることでトラブルを避けつつ、創作の楽しみを広げることができます。
