メシウマとは?意味を分かりやすく解説
「メシウマ」とは、他人の不幸や失敗を見て、自分のご飯が美味しく感じられる状況を指すネットスラングです。
日常会話よりも、SNSや掲示板、動画サイトのコメント欄などでよく使われます。
本来はネガティブな文脈ですが、ネットでは半分ネタとして使われることも多く、表現の幅が広い言葉です。
メシウマでよく使われる顔文字一覧
「メシウマ」を表現するために、ネット上ではさまざまな顔文字が使われています。
ここでは代表的で使いやすいものを紹介します。
シンプルで使いやすいメシウマ顔文字
- (^ω^)メシウマ
- (´^ω^`)ブフォwww
- (^p^)うまうま
- (^q^)ウマァ…
少し煽り気味のメシウマ顔文字
- (^∀^)ニヤニヤ
- (´∀`*)ウフフ
- (^щ^)プゲラ
- (^o^)ノメシウマー
メシウマ状態をより強調する顔文字
- (^ρ^)じゅるり
- ╰(^3^)╯メシウマァ
- (☝ ՞ਊ ՞)☝うまい!
- (^ν^)やっぱりな
その他のメシウマ顔文字
メ・シ・ウ・マーーーー( ゚∀ ゚)ーーーーー!
メシウマーーーー( ゚Д゚)ーーーーー!∀
メシウマ顔文字の使いどころ
メシウマの顔文字は、基本的に「誰かの不幸をネタとして扱う」軽いネット表現です。
たとえば、次のような場面で使われることが多いです。
- スポーツやゲームでライバルが失敗したとき
- ドラマや漫画で嫌なキャラが報いを受けたとき
- SNSで知人の失敗談を読んだとき
ただし、リアルな相手の深刻な不幸に使うと、不快感を与えてしまいます。使う相手や場面には十分注意が必要です。
メシウマの関連語
- メシマズ:逆に、ご飯がまずい=気分が落ちる状況。
- ざまぁ:相手が痛い目を見たときの歓喜表現。
- 草:「笑」を意味するネット用語。
言葉としての成り立ち
① 元の表現は「飯がうまい」
日本語には昔から、「嬉しいことがあった」「気分が良い」ときに「飯がうまい」「今日のご飯はうまい」と表現する言い回しがあります。
この「飯がうまい」が、ネットスラング化する中で短縮され、「メシウマ」という形になりました。
② ネット掲示板やSNSで定着
「メシウマ」という言葉は、主にインターネット掲示板やSNS、まとめサイトなどで広まりました。
誰かが痛い目にあったニュースや、炎上、トラブルの話題に対して、コメント欄で「メシウマ案件」「メシウマすぎる」などと使われるうちに、一般的なネットスラングとして定着していきました。
③ 「他人の不幸は蜜の味」と同じ発想
「メシウマ」の背景には、ことわざの「他人の不幸は蜜の味」と似た感覚があります。
自分に直接被害がない範囲で、他人の失敗・破局・炎上などを、どこか面白がったりスカッと感じたりする心理が、そのまま言葉になった形です。
「メシウマ」が使われる典型的な場面
- ドラマや漫画で、嫌なキャラクターが報いを受けたとき
- 傲慢だった人物が失敗したニュースを見たとき
- ライバルが自滅したり、大きなミスをしたとき
- 炎上騒動のまとめ記事や動画を眺めているとき
こうした場面で、「これはメシウマ」「メシウマ展開だ」といった形で使われます。
「メシウマ」は危険な一面もある
「メシウマ」はあくまでネットスラングであり、使い方によっては相手を深く傷つける表現にもなり得ます。
- 本人が目にする場所で使う
- 現実の深刻な不幸(病気・事故・災害など)に対して使う
- 特定の個人を執拗に叩く文脈で使う
このようなケースでは、単なる「ノリ」では済まされず、いじめや誹謗中傷と捉えられる危険があります。
まとめ:「メシウマ」は「飯がうまい」から生まれたネットスラング
「メシウマ」は、もともとの表現「飯がうまい」がネット上で変化・定着した言葉で、他人の不幸によって自分のご飯がうまく感じる状態を指すスラングです。
由来を知ると、言葉の面白さと同時に、扱いの難しさも見えてきます。
メシウマの顔文字は、ネットならではの軽いノリで使われる表現です。
表情豊かな顔文字をうまく取り入れることで、コメントや投稿にリアクションを加えやすくなります。
使う場面や相手には十分配慮しつつ、ネット特有の表現として理解しておくと良いでしょう。
相手を傷つけないよう、場面を見極めて使うことが大切です。
